2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

余談

まとめに「大地に逃げているのではない」とか来ましたが、これに関してtwitterで呟いた時、@nekomatuがこんな意見をくれました。 RT @nekomatu: @tatesuke 逃げてほしいなーというのは設計者の願望なのです。 地面を無限と見なせるのは、対象に対しての面積…

まとめ

感電防止と静電気防止の観点で接地がどんな役割を果たしているのか考えてみましたが、まとめるとこういうことです。 電気は大地に逃げているのではない。大地を回路としているだけである。 静電気も大地に逃げているのではない。大地を通して平衡しているだ…

電位基準という考え方

それならばわざわざ接地しなくても静電気を起こしたくないもの同士を接続すればいいじゃない、というのは半分正解で半分ハズレ。大地を利用することのメリットは、 大地を基準とすることができる(どこにでもあるから) ということ。確かに、静電気を起こし…

静電気防止の場合

静電気防止の場合はどうでしょう。感電防止用のアースの代表例はタンクローリーです。タンクローリーが燃料を貯蔵庫に移す際には、必ずタンクローリー自体を接地するそうです。なぜかというと、燃料がホースを通る際に静電気が発生からなのだそうです。静電…

感電防止の場合

感電防止の場合ですね。結論を言いますと、なんてことはありません。送電側でも接地をしているのです。これなら納得行きます。漏電した電気は大地に逃げるのではなく大地を回路として流れているだけなのです。

大地は神なのか

教科書を開くと接地の用途について色々書いてあるんですが、幾つかピックアップすると 感電防止 静電気防止 というものが挙げられます。んでもって色々と理屈はあるようですが、ここでよくこんな表現が使われます。 漏電した電気はアースを通して"大地へ逃げ…

はじめに

私は電子情報工学というのを学んでいたのですが、その過程で「接地」という概念を習いました。習ったのですが、長年ずっと気にかかっていたことがあります。それは「大地に逃げる」という表現です。恥ずかしながらこれが何を意味しているのかずっとわからず…